Dell EMC OpenManage Server Administrator

温度プローブプロパティ

このウィンドウを使用して、システム内の温度プローブが報告する状態情報を表示します。温度は摂氏でレポートされます。

ユーザー権限

表1. ユーザー権限
選択 表示 管理
温度プローブプロパティ ユーザー、パワーユーザー、システム管理者 パワーユーザー、システム管理者
メモ: ユーザー特権レベルの詳細については、「Server Administrator GUI の特権レベル」を参照してください。

温度

システムは極端な温度では機能しません。温度プローブは各シャーシに配置され、温度に敏感なコンポーネントの損傷を防ぎます。温度プローブ ウィンドウは以下について情報を表示します。

  • システム内の各温度プローブの状態
  • 要求時にプローブが読み取った温度
  • 温度プローブの最小と最大の警告しきい値

ステータス

温度プローブはシャーシ内各部の温度を Server Administrator Instrumentation Service に報告します。温度状態は次の状況のいずれかです。

OK/ 正常 正常 /OK
警告 / 非重要 警告 / 非重要
重要 / 回復不能 重要 / 回復不能
不明 不明

温度プローブフィールド

一部の温度プローブフィールドは、システムで使用するファームウェアの種類が BMC か ESM かによって異なります。

メモ: このページにリストされているフィールドは、可能な設定を取り上げています。
メモ: 一部のプローブでは、読み取り値 の値が編集可能な数値ではなく、良 または 不良 などになっていることがあります。
メモ: 一部のしきい値は BMC ベースのシステムでは編集できません。
ステータス プローブのイベントの種類が 正常、警告、または エラー かを示します。
プローブ名 温度プローブを識別する固有の英数字テキスト(たとえば、CPU 2)を表示します。
読み取り 一定時にプローブが測定した温度のスナップショットを表示します。
最小警告しきい値 システム操作に推奨されるこのプローブの最低許容温度を表示します。この温度レベルを下回る値は、警告イベントの発生につながります。
最大警告しきい値 システム操作に推奨されるこのプローブの最高許容温度を表示します。この温度を越える値は、警告イベントの発生につながります。
最小エラーしきい値 システム操作に必要なこのプローブの最低許容温度を表示します。この温度を下回る値は、重要 / 障害イベントの発生につながります。
最大エラーしきい値 システム操作に必要なこのプローブの最高許容温度を表示します。この温度を超える値は、重要 / 障害イベントの発生につながります。

温度プローブの管理

温度プローブの警告しきい値を設定する方法については、「温度プローブ情報」を参照してください。

温度プローブのアラート処置を設定する方法については、「アラート処置の設定」を参照してください。

メモ: VMware ESXi オペレーティングシステムの制限上、本リリースの Server Administrator ではアラート処置の設定機能は使用できません。
Server Administrator 処置ページに表示される他のボタンの説明については、「Server Administrator ウィンドウのボタン」を参照してください。