Power Inventory and Budget
電力インベントリとバジェット ウィンドウを使用して、Server Administrator の電力インベントリ値を表示および設定します。
ユーザー権限
選択 | データ表示 | 管理 |
電力消費量 | ユーザー、パワーユーザー、システム管理者、昇格システム管理者(Linux のみ) | システム管理者、昇格システム管理者(Linux のみ) |
メモ: ユーザー特権レベルの詳細については、「Server Administrator GUI の特権レベル」を参照してください。
Power Inventory
利用可能な電力プロファイルのリストを表示します。
System Idle Power | CPU とメモリ負荷が最大で、ハードウェアベースの調整が完全にアクティブ化されているシステムの、最小推定電力消費量を表示します。 |
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System Maximum Potential Power | CPU とメモリ負荷が最大で、ハードウェアベースの調整(例: PROCHOT)がアクティブでないシステムの、最大推定電力消費量を表示します。 |
電力バジェット
電力バジェット機能は、システムレベルの電力消費に対するしきい値を設定することにより、電力バジェットに制限を設置することを可能にします。指定されたしいき値近辺に電力消費を維持するため、システムパフォーマンスは動的に調整されます。実際の電力消費は、パフォーマンス調整が完了するまで、一時的にしきい値を超過する場合があります。
メモ: 適切なライセンスがインストールされていない場合、第 12 世代以降の PowerEdge システムには電力バジェット機能が表示されません。
電力制限の有効化 | 電力制限を有効または無効にできます。 メモ: このフィールドが選択不可になっている場合、それは 電力制限 設定が変更不可であることを示しています。このフィールドはブレードシステムの一部で選択不可になる場合があります。 |
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電力上限 | 現在設定されている制限値をワット、BTU/ 時間、および割合(%)で表示します。編集ボックスのひとつに値を入力すると、他の 2 つのボックスの値も続いて変更されます。 |
メモ: ハードウェア構成の変更は、その変更が電力インベントリ値(アイドル電力および最大潜在電力量)に影響する場合、電力制限にも影響を与える可能性があります。
- 最小電力が設定した制限値を超えると、ファームウェアは制限をその最小値に再調整します。
- 最大電力が設定した制限値を下回る場合、ファームウェアは制限をその最大値に調整しません。ユーザーが制限値を再設定する必要があります。
該当システム — 第 11 世代システムを始めとする、すべての PMBus 対応システムです。電力監視にアラート処置を設定する方法については、「アラート処置の設定」を参照してください。
メモ: VMware ESXi オペレーティングシステムの制限上、本リリースの Server Administrator ではアラート処置の設定機能は使用できません。
Server Administrator 処置ページに表示される他のボタンの説明については、「Server Administrator ウィンドウのボタン」を参照してください。